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アマルフィ海岸

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イタリア南部のサレルノ湾に面するソレントからサレルノに至るアマルフィ海岸(コスティエラ・アマルフィターナ)は、切り立つ崖と小さな入り江が連なる美しい海岸線。
ティレニア海のコバルトブルーの海と、入り江の斜面に張り付く建物によって創りだされる魅力的な町が、全長40km程の海沿いに数多く点在する。これらの小さな町は4世紀頃からの形成とされるが、中世初期には羅針盤を使って航海術を発達させた海洋都市国家アマルフィ共和国の支配下となる。
一帯は古の輝かしい歴史と、中世期におけるイスラム文明との接触から生まれた建築様式、そして急峻な地形でのオリーブやレモンの栽培法などの文化的意義が認められ、1997年に世界遺産に登録されている。
右の写真はソレントからポジターノにかけての海岸線。人々は入り江の僅かな平地にも小さな集落を造ってきた。


ポジターノ
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ポジターノは16世紀から17世紀にアマルフィ共和国で繁栄した港の一つ。
20世紀に入った頃は貧しい漁村であったらしいが、「怒りの葡萄」や「エデンの東」などで有名なノーベル賞作家“ジョン・スタインベック”が、1953年に「ポジターノに寄せる深い想い」を雑誌に掲載したことで注目をあび、以後観光地として発展。現在ではアマルフィ海岸でも屈指の高級リゾート地となっている。
上の写真左は、切り立つ崖を背後に建物が段状に重なる景観が特徴的なポジターノ。
上右は海岸から眺めた聖マリア・アッスンタ教会。1200年頃に建てられたというこの教会は、マヨルカ焼のタイルで覆われたクーポラが特徴的なポジターノのシンボル。

アマルフィ
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アマルフィ海岸沿いの最大の町アマルフィは、ジェノバやヴェネツィアといった北イタリアの名高い海洋都市よりも早く、地中海での交易の拠点として繁栄を極めた華やかな歴史を持つ町。イスラムやビザンチンなどの様式が複雑に混ざり合った独特の町並みと、南イタリアらしい輝きに満ちた美しい風景は、今も世界中から大勢の観光客を引き付ける。
上の写真はアマルフィの中心部から東側斜面にかけて展開する景観。山の中腹にある連続アーチの建築(かつてのサン・ロレンツォ・デル・ピアーノ修道院で今は市民墓地)、段状に広がるレモン畑、白を基調とした重なり合う住宅地、そして港。海から眺めるアマルフィの町は自然と一体となった都市景観を見せている。

下の写真左は、港に近い広場に聳える大聖堂(創建は10世紀)。現在のものは19世紀後半に再構成されたものだが、元来のアラブ風の外観を理想化して造られたという。独特のアーチと豊かな色彩のモザイクで彩られたファサードが美しい。
下右はポジターノ・アマルフィ間の小さな入り江で見つけた崖に取りつく住居群。
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by toshinac | 2012-11-01 16:07 | trip photos