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プラハ市民会館

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共和国広場に建つこの建物は、プラハ観光の目玉の一つで、有名な「スメタナ・ホール」や展示場・レストランなどを擁する複合文化施設。1906年に着工され1912年の完成。折しもオーストリア・ハンガリー帝国の崩壊目前の時期、プラハは帝国下最大の工業都市として栄える一方で民族主義に沸きたっていたという。そんな時代背景のなかで造られた市民会館は、チェコを代表する有能な芸術家たちが結集し、おそらく掛かったと想像する多額の工事費と7年の工期をかけて完成。ネオ・バロック様式の外観に、装飾過剰とも思えるアール・ヌーヴォーの華麗な内装は、当時のチェコ社会の経済・文化両面における高揚を体現した建築なのである。独立後、臨時の国会議事堂として憲法など基本的な法律がここで制定されている。
建築家はオズワルド・ポリーフカ。プラハの建築ガイドブックを見ると、市内には同時期に設計した建物が数棟あることから、彼の当時の活躍ぶりが窺える。
写真下左は1918年10月28日チェコスロバキア連邦共和国の独立を宣言したバルコニー。背後のモザイク画は「プラハ礼賛」。アーチ部分の金文字は「プラハに栄えあれ!時の流れをものともせず、すべての紆余曲折に耐えてきたように」という意味だそうである。下右は平面図と断面図。
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by toshinac | 2013-02-09 10:11 | trip photos