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チャンディーガル

デリーの北、約240kmに位置するチャンディーガルは、ル・コルビュジエの都市計画が実現した都市として知られるパンジャーブ州の州都。インドとパキスタンの分離独立(1947)後、インド側のパンジャーブ州に新州都の建設が決定され、インド政府の依頼を受けたコルビュジエが、CIAM(近代建築国際会議)の都市計画の原則に沿った形で設計し、工事は1952年から始まった。
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e0116578_14445221.jpgコルビュジエのゾーニングは、公共建築を集めたキャピタル区域のもと、商業区域、教育区域、住宅区域など、セクターと呼ばれる多くの区域が碁盤目状に区画され、緑地公園が都市の中央を貫き、広い道路とセクター内のゆとりある施設配置など、“輝く都市”の理念を求めたもの。インドの伝統的な都市とは異なる解放的で緑豊かな都市である。

上の写真はキャピタル区域で最初に完成(1955)した高等裁判所。正面の赤・黄・緑に塗られた巨大なコンクリート壁柱が特徴的。強い陽射しと豪雨に対処するための巨大な傘のような大屋根は、スパン毎に設けられたジャイアント・オーダーに支えられ、裁判所本体にあたる部分の外壁は深いブリーズ・ソレイユ(日除け)で覆われる。

左の写真は背面側。




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上の写真は、長さが254mという巨大建築の州庁舎(1958)の東南面。打ち放しコンクリートとブリーズ・ソレイユ、屋上庭園とそこに造られた施設のユニークな形態など、ユニテ・ダビタシオンで実施済みの建築要素を随所に見る。下の写真は州庁舎北西面の巨大なスロープの内外。
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e0116578_14545859.jpg上の写真は州庁舎屋上から見た議事堂(1964)。クーリング・タワーにヒントを得たとされる議事堂の形態は、ジャイプールの天文台など、インドの伝統的建築の形態を引用した建築で、チャンディーガルで手掛けた建築では最も地域性を考慮した建築言語が用いられているという。双曲線型の塔は議場の採光・換気・音響機能の役目も果たしている。
左の写真は、コルビュジエの描いた象徴的なモチーフをモニュメントとした“開いた手”の記念碑。調和の象徴としてチャンディーガル計画の当初から設置を考えていたが、実際は没後21年の1986年に完成。風を受けてゆらゆらと動く。

下の写真は、チャンディーガル美術館(1968)。キャピタル区域外の第10セクターに建つ美術館は、上野の西洋美術館やアーメダバードのサンスカル・ケンドラ美術館と同様の、「無限に成長する美術館」の構想に基づいた設計となっている。
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by toshinac | 2015-06-03 15:05 | trip photos