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ファテープル・シークリー

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アーグラの西約40kmにあるファテープル・シークリーは、ムガル朝の第3代皇帝アクバルが、王子(ジャハーンギール)の誕生を機に造らせた新しい都で、周長11kmにも及ぶ市壁を持つかなり大きな都市である。城は中心部の台地上に築かれ、居城となる宮廷地区と、祈りの場であるモスク地区に分けて建設された。赤砂岩の基盤上に建つ石造の建物配置は、かつて半遊牧生活を送っていたムガル人の伝統的な住まいである天幕の配置を参考にしたものと言われている。1574年にアーグラから遷都したものの水利が悪く、僅か14年で再び遷都することになるのだが、表舞台から外れたことが幸いしてその後の戦乱を免れ、主要な建物が往時の姿をいまに留める都市遺跡となっている。(上の写真はGoogle Earth)

宮廷地区
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e0116578_9264353.jpg上の写真は、宮廷地区にある皇帝の私的な謁見のための一室空間からなる建物“ディワーニー・カース”(内謁殿)。左の写真はその内部。
対角状に架けられたブリッジを支える特異な形状の柱頭上に皇帝アクバルが座し、謁見を賜る者を眼下に見るという、絶対的な権力を誇示する一方で、宮廷内の建築にはインドの伝統様式を取り入れ、アーチやドームといったイスラム特有の建築要素を使わず、ヒンドゥー文化との融合を積極的に図っている。






下の写真は、アクバル帝の母ミリアムマカニ(ハミーダ・バーヌベグム)の住まいとされるミリアムの館。
小さくシンプルな建築だが、かつては華麗な壁画で彩られていたという。
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モスク地区
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e0116578_9421514.jpg上の写真は、モスク地区のジャーミ・マスジット(金曜モスク:1571)にあるサリーム・チシュティー廟の内外。巨大モスクの周廊に囲まれた中庭北側の中央に建てられた、聖者サリーム・チシュティーの廟である。深い軒を支える白大理石の装飾的な柱とうねった方杖、それに緻密で美しい石の格子スクリーンなど、赤砂岩一色のなかで際立つ白大理石で構築された廟は、王子誕生を予言したサリーム・チシュティーに対するアクバル帝の信頼の深さを物語る。

左の写真は、メッカの方向である西側の礼拝堂に正対するバードシャーヒ門(Badshahi Darwaza)で、キングス・ゲートとかロイヤル・ゲートの呼び名もある。赤砂岩に埋め込まれた自然石の帯状のモザイクが門を彩る。

下の写真はサリーム・チシュティー廟の右に隣接するイスラム・ハーン廟。建物の屋上に整列するチャトリ(サンスクリット語で傘を意味し、4本の柱の上に屋根が乗っただけの東屋的建物。)が微笑ましい。
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by toshinac | 2015-07-03 09:46 | trip photos