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カンポ広場

世界一美しいと謳われるカンポ広場は、中世都市シエナの3つの尾根が交わる位置にある。西欧の人々に比べ広場に対する概念が薄い日本人(私だけかも)にとって、美しい広場という表現が的を射ているのかは分からないが、確かに広場の大きさと周囲の建物高さのバランスも良く、デザイン的な統一感ある建築群に取り囲まれた広場は空との対比が気持良い。
特徴的な扇型の広場は、もともとの自然の地形が生かされた形態ということだが、その要の部分に向かって下り勾配が付けられ、人々の視線はおのずと扇の要方向に集中する仕組み。その正面に建つ市庁舎と聳え立つマンジャの塔は舞台装置のようであり、広場を観客席とする野外劇場の雰囲気を創りだす。
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上の写真はGoogle Earthの写真。扇型の外周をトラックとして大行進と競馬が行われるパリオ祭(毎年7月2日と8月16日の2回)はあまりにも有名。この日広場内は見物人で溢れ、広場を囲む建物は観客席と化す。下の写真左上は市庁舎。下は建物に囲まれた広場を見る。下右はマンジャの塔。
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by toshinac | 2012-08-24 18:00 | trip photos

サン・ジミニャーノ

サン・ジミニャーノの歴史地区は、標高324mの丘の上にある塔の街として知られる世界遺産の街。古くから防衛のために建設されていた塔は、街が繁栄した13世紀に入ると、貴族達は富と権力の象徴として塔の高さを競い70本以上の塔を造った。高いものでは50mを超えるものもあったという。その後ペストの流行や内部抗争などもあって町は衰退し寂れていった。イタリアの他の都市でも建てられていた塔は、当時不要なものとなり多くの街では解体されていたが、サン・ジミニャーノでは経済的なことなどもあり開発が進まなかったことから、13世紀~14世紀の塔と街並みを現在に残している。

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写真は丘の頂に築かれた塔の街”サン・ジミニャーノ”を遥に望む。現在残っている塔の数は14と言うことだがもう少し少ない印象がある。下の写真は街の中心チステルナ広場。11世紀に丘の上に築かれた街の生活用水を確保するため、1237年に井戸が掘られ貯水槽(チステルナ)が設けられたことが広場名の由来。井戸は第2次大戦前まで市民の水源として使われていたそうである。
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上下の写真はポポロ宮の塔から眺めたサン・ジミニャーノ歴史地区。
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by toshinac | 2012-08-13 14:58 | trip photos

ピサ大聖堂

トスカーナ州ピサ市の北西に建つこの大聖堂(ドゥオーモ)は、イタリアロマネスクのバシリカ式教会の代表作。広場に建つ洗礼堂、鐘塔、墓所回廊はそれぞれ独立した建物だが、壮大で美しい調和を見せている。1987年ドゥオーモ広場として世界遺産に登録された。
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大聖堂は1063年に起工し、1118年に献堂されたが、後に外陣の3ベイが延長されて1272年に完成した。外壁は白・赤の大理石で外装され、西側の正面は上部に円柱を並べた小さなアーケードを4層に重ね、金銀細工のような華麗な装飾効果をねらったものとされている。洗礼堂や鐘塔もこの壁面装飾の手法が用いられ全体としての統一感を創りだしている。堂内は68本のコリント式円柱で外陣・内陣とも5廊に分けられ、翼廊(袖廊)は3廊に分けられている。内装に見られるビザンチンのモザイクをはじめ、大聖堂にはイスラムの尖塔アーチ、ロンバルディアの小アーケード、古代ローマの列柱など各種の建築要素が用いられているが、うまく融合し統一した形式にまとまっている。ちなみに列柱に使用されている円柱の多くは、戦利品としてパレルモの古代遺跡から運ばれたものと言われている。

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直径約35m高さ55mの華麗な白大理石の洗礼堂(写真左)はドゥオーモ広場の西側に建つ。起工は1153年で、13世紀に破風などの装飾がなされ、ドームが架けられたのは14世紀になってからのこと。完成(現在の姿)までに200年近くを要していることになる。堂内の音響効果のすばらしさに心を洗われる思い。
斜塔として有名な鐘塔(写真右)は1173年の起工。工事中に地盤の沈下による傾きがはじまり、修正を試みながらの工事となる。工期間隔を設けながら工事は続行されたが傾きは治まらず、ついには最上階のみ鉛直に建てるという結末を迎える。建築史書では1350年頃の完成と記されている。その後も僅かずつ傾斜が進むことから、1964年イタリア政府は斜塔の崩壊を回避すべく広く世界に支援を求めた。1990年から傾斜角を是正するための工事(北側の地盤の掘削)がはじまり、2001年に完了。5.5度の傾きは工事によって3.99度となり、今後300年は倒壊の危険が無くなったとされている。

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by toshinac | 2012-08-01 13:55 | trip photos