works & trip photos     (c)Toshiaki Nakazawa all right reserved.


by toshinac

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
trip photos
works
未分類

検索

最新の記事

サマルカンド(1) /ウズベ..
at 2017-10-01 08:31
タシュケント/ウズベキスタン
at 2017-09-09 09:57
ブータン王国/ウォンディ・ポダン
at 2017-08-09 10:21
ブータン王国/プナカ
at 2017-07-19 09:42
ブータン王国/ティンプー(2)
at 2017-07-01 16:43

以前の記事

2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月

記事ランキング

画像一覧

<   2013年 04月 ( 2 )   > この月の画像一覧

デッサウ・バウハウス校舎

ザクセン・アンハルト州にあるデッサウは、ベルリンからIC(インターシティ)で1時間半。現代建築・美術に大きな影響を与えた芸術学校“バウハウス”が置かれたことで有名な小都市。
1919年に発足したワイマールのバウハウスは1925年にデッサウに移転することになり、初代校長であるヴァルター・グロピウス自身の建築理論に基づいた、鉄筋コンクリートとガラスのカーテンウォールによる正面性を無いファサードと、自由な平面構成の新しい校舎を建設。それはこれまでの様式にない新しい国際共通のデザインとなる。写真下は通りを挟んだ公園から眺めた校舎。
e0116578_9453956.jpg
1928年グロピウスは辞任し、建築家のハンネス・マイヤーが2代目校長に就任。学校財政の立て直しをはかるため各工房の作品をバウハウスの名で製品化。今でいう産学共同を推し進めた。しかし1930年政治的背景もあってマイヤーは解任され、ミース・ファン・デル・ローエ(1886~1969)が3代目の校長となる。ドイツの代表的な建築家として名を馳せていたミースは、バウハウスをより建築中心の学校に変革し、最終的には付属の工房を持つ建築学校に変貌させたという。ちなみにバウハウスに建築科が創設されたのは1927年だそうである。学校長が建築家グロピウスだっただけに少し意外。
1932年、デッサウ市におけるナチスの台頭で学校閉鎖に追い込まれたミースは、ベルリンの空き工場に私立の建築学校としてバウハウスを再開するも、翌1933年ナチスの手で封鎖され解散に至る。1925年から1932年までバウハウス校舎として使用された建物は、当時の姿に修復された現在、再び芸術学校として利用されている。デッサウ・バウハウス校舎は、いまも世界中から見学者が訪れるドイツ近代建築巡礼の地。
e0116578_9481586.jpg
写真上は階段室吹き抜けのカーテンウォールのガラス越しに見る校舎。
下はアトリエ棟・宿舎の特徴的なバルコニー。
e0116578_9484146.jpg
toshinacHP
[PR]
by toshinac | 2013-04-20 10:13 | trip photos

カイザー・ウィルヘルム記念教会

e0116578_10275832.jpgベルリンの中心地Zoo駅の前に建つカイザー・ウィルヘルム記念教会は、初代ドイツ皇帝ウィルヘルム1世を追悼して1895年建てられた。皇帝ウィルヘルム2世の命を受けた建築家“フランツ・ハインリッヒ・シュウェヒデン”(1841~1924)の設計によるネオ・ロマネスク様式の教会である。2000人収容の身廊と高さ113mの尖塔を誇る教会は、プロイセン王国におけるドイツ統一のシンボルでもあったらしい。
だが1943年のベルリン大空襲で破壊され廃墟となり、一時は取り壊しの対象となるも、抗議の声もあって第2次大戦のメモリアルとしてそのまま保存し、新しい建物と並存することになる。崩れた古い塔と対応するように、1961年に一切の装飾を廃したガラスブロックの礼拝堂と鐘楼が建てられ、戦争という残酷さを象徴する教会として生まれ変わる。設計は戦後ドイツの建築・デザイン界に大きな影響を与えた建築家の一人“エゴン・アイアーマン”(1904~1970)で、日本ではプロダクト・デザイナーとして広く知られている。礼拝室の椅子はもちろんアイアーマンのデザインである。



写真下は八角形の礼拝堂内部。コンクリートに嵌め込まれた青色のガラスブロックを透した光に包まれた静謐な空間が美しく、身の引き締まる思い。
e0116578_936447.jpg

toshinacHP
[PR]
by toshinac | 2013-04-07 09:40 | trip photos