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メンフィス・サッカラ/エジプト

メンフィス
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カイロの南約20kmにあるメンフィスの遺跡は、B.C.3100年ごろ、エジプト初期王朝の開祖メネス王が、上・下エジプトを統一して造った都。統一以前のエジプトは、上エジプト(ナイル渓谷地帯)と下エジプト(ナイル下流デルタ地帯)とに分かれていて、両地の接点にあたる場所がこの地メンフィスであった。

e0116578_9543053.jpg5000年前エジプトの首都として栄えた都も、いまは昔日の面影は全くなく、発掘された僅かばかりの遺跡が静かに物語るのみ。
上の写真は、廃墟の跡すら見つけづらいほど荒れたかつての都にナツメヤシが茂る。


左の写真は、ここで発見されたラムセス2世 (在位:B.C.1279~B.C.1212頃、エジプト新王国第19王朝のファラオで、カイロのエジプト考古学博物館にミイラが安置されている。) の巨大な石像で、脚の一部が欠損しているものの、ほぼ完全な状態で横たわっている。


下の写真は、ラムセス2世像がある建物の東側に座すアラバスタ―(方解石)のスフィンクス。アメンホプテ2世(在位:B.C.1453~B.C.1419頃、第18王朝)の建造と伝えられている
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サッカラ
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サッカラはカイロの南約24km、ナイル川の西岸にある小村で、古代エジプトの首都であったメンフィスのネクロポリス(ギリシャ語で死者の都という巨大墓地)で、幾つかのピラミッドやマスタバ(エジプト初期王朝から第6王朝の時代にかけて造られた墳墓の一種)が現存する。なかでも第3王朝ジェセル王の階段状ピラミッドコンプレックス(ピラミッドと祭壇や神殿との複合体:B.C.2620~B.C.2600年頃)はエジプト最古の石造建築物であり世界最古のピラミッドと言われている。建築家はイムホプテ。彼はヘリオポリス(現在のカイロ近郊に存在した古代エジプトの都市)の神官でジェセル王の大臣であり、後世その名は神格化され、学問・建築・技術を司る神として祀られることになる。
このピラミッドは約63m四方、高さ約8mの正方形のマスタバとして造られたのが始まりで、その後5回に亘る拡張工事を経て、いまに見る6段の階段状ピラミッドという姿になったという。その規模は、底面約121m×109m、高さ約60mで、石灰岩の割石で構築されている。かつては白いトゥーラ産(カイロの南方約10kmにある古代エジプトの採石場)の切石で表層が仕上げられていたそうである。上の写真は南側から見たジェセル王のピラミッド。右奥にウセルカフ王(第5王朝の創設者)のピラミッドを見る。
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コンプレックスは東西277m、南北545mの矩形を成し、ピラミッドを中央に配して高さ約10mの周壁(現在は一部を残すのみ)を廻らし、15の門が造られていたそうだが、実際に出入りできた門は東面南端近くの現在の入口のみということである。上の写真はピラミッドコンプレックスへの入口門。下の写真は入口から続く狭い列柱廊を抜けた出口で、ピラミッドが建つ大中庭に出る。
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上の写真はジェセル王のピラミッドと神殿群のコンプレックス。
下の写真は様式的な円柱を想わせる壁付き柱が付けられた壁。この時代、円柱はすべて壁付き柱で独立円柱は見られないが、パピルスを束ねた形の円柱や蓮の花の形の柱頭飾りなど、細部にはすでに様式的な円柱の完成が近いことを想像させる。
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by toshinac | 2019-01-15 10:10 | trip photos